働く幸せ

 

あるビジネス誌のアンケートによれば、働く人の85%が今の仕事に「やりがいを感じない」と答えているそうです。

価格競争や合理化、自動化やインターネットの普及など、要因はたくさん出てきますが、一番は、会社のあり方なのではないかと考えます。

会社で働く社員にとっての幸せとはなにか・・・?

ビジネススクールの第一人者・福島正伸氏は「社員の幸せとは生活を維持するだけではなく、社内のすべての人々が強い信頼関係で結ばれながら、それぞれが自分の可能性を発揮して充実した人生を送ることである」と説いています。こうしたことを言うと、「それはきれいごとで理想論だよ!」とふたをかぶせてしまう方もいますが、実際には、そのきれいごとや理想を常に掲げ、意識して活動している会社だけが継続的に業績を上げ続けているのが現実です。

どんな仕事でも必ず社会に貢献しています。

この、「社会に貢献する」ことを理解し、意識している社員は自分の存在価値をつくりだして更なる社会貢献を目指せる人になっていきます。そして、会社の理想を共有している社員は仕事がどんなに忙しくとも精神的に疲れることはありません。他人や会社に期待するのではなく自分自身に期待しているので、不満も言うことはないでしょう。「この会社は今後どうなってしまうんだろう」と悲観的に考えるのではなく、「これから理想の会社をつくろう」と前向きに考えているので不安になることもありません。

会社が成長すると社員が幸せになるのではなく、社員が幸せになるほど会社が成長していくということなんですね。

会社(経営者)の役割は、社員に対して仕事における幸せをどれだけイメージさせられるかなのだと私は考えます。やりがいを感じない仕事では元気になんかなれっこありませんから・・・。社員の笑顔がまた私の幸せでもあります。

まずは社内に幸せ力を発電し、社会を明るく元気にしていきます!

 

長谷川 健

 

【マインド編】

人材を人財に。

最善の選択

感動する心を忘れない