昨年、福島県郡山市で起こった飲食店の爆発事故について、お店を経営していた会社と工事や点検に携わっていた関係会社など4人が業務上過失致死傷の疑いで書類送検される方向で警察署は考えを固めたそうです。※2021.9.2福島民報新聞より
爆発事故で周辺の建物232棟、車両57台などが被害を受け、損害額は12億2611万円にのぼり、その他に、周辺の事業所の中には休業や移転を迫られたケースもあるとのこと。これに対しての損害も考えると、損害額は更に膨らむと考えられます。
また、家の中のモノも多く損害を受けた方も少なくありません。
新聞記事には、損害を受けた男性のコメントがありました。
男性は、家の壁や屋根が破損したので、自分で加入していた火災保険を利用して対応したそうです。
修繕に数千万円かかったとのこと。事故の責任者に修繕費を賠償して欲しいとコメントしていました。
もし、火災保険に加入していなかったら。
もし、建物の価値より低い保険金額で加入していたら。
もし、賠償してもらえないという事態になったとしたら。
貯蓄でカバーできますか?
そのお金は、そのために貯めていたのでしょうか?
”保険を使う事態”は無い方が良いです。使う確率は低いですが、今回取材を受けていた男性のように数千万円という大きな金額が必要になることがあります。
100年に1度と言われた災害が毎年のように起こるようにもなりました。
火災保険を見直してみましょう。
※以前のブログも参考にしてください。
「爆発」と「保険」
住宅全焼~原因は『落雷!?』
『地震保険』とは。地震保険を学ぼう!
オフィスリーダー 熊谷達子