弊社には、入口や応接室、トイレ、階段に
相田みつをさんの日めくり言葉が壁にかけてあります。
先日の4日のことですが、すごく心が救われたんですよね。
毎日その日の言葉を1度は目にしていますが、この日ばかりは心にグッとくるものがありました。(ちなみにトイレにある日めくりです。(笑))
それは、次のような言葉です。
自分なんか必要ないんじゃないかと悲観的になったり、
自分の力不足を感じて落ち込んだり、
大切な人との別れがあって孤独を感じたり、
生きていれば年齢を問わず経験する感情なのではないかと思います。
でも、そんなとき
「ありがとう。」
「あなたがいてくれて本当によかった。」
そういわれると心にあったわだかまりがスッと消えて
心が明るくなることってありませんか?
ことばの力って、すごいですよね。
よく「和顔愛語(わげんあいご)」という言葉をききます。
「和顔愛語」とは、和やかな笑顔で思いやりのある言葉(話し方)で人に接すること。
実は、この間知ったのですが・・・そのあとに次の言葉が続くそうなんです。
「先意承問(せんいじょうもん)」。
これは、相手の気持ちを先に察して、その望みを受け取り、自分が満たしてあげるという意味だそうです。
続けると「和顔愛語 先意承問」となるわけですが、和やかな顔と思いやりの言葉で人に接して相手の気持ちをいたわり、先に相手の気持ちを察して、相手のために何ができるか自分自身に問いただすということ。そう伝えられています。
私たちが毎日使う「ことば」は、それひとつで相手を傷つけもするし、幸せにもします。だからこそ、「思いやりの心」「相手をいたわる心」そういった昔からの教えが、今も変わらずに大切にされているんでしょうね。
私も、そうした心がけを大切にしていきたいです。
研修・コンサルティング事業部