皆さまもご存知、
勤勉の象徴である『二宮金次郎(二宮尊徳)』。
薪を背負いながら本を読んで歩いている姿が印象的ですよね。
二宮金次郎は、1787年生まれ。米が取れず餓死者が大量に出たという『天明の大飢饉の時代』真っただ中に生を授かりました。
15歳のときには病により両親が他界、その後二宮家の養子に。朝暗いうちから夜おそくまで汗と泥にまみれて働きながら、勉強が好きで好きで、合間に本を読んだり、夜光がなくなれば灯油を燃やして勉強したりしたそうです。
それほどまでに「学ぶことが好き」で「好奇心旺盛」な方だったんですねえ。
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あまり知られていませんが、二宮金次郎はコンサルタントとしての才覚も持ち合わせている方だったようです。
25歳のときに二宮家を再興、26歳で藩の立て直しを依頼され、小田原藩を中心とする600を超える農村の復興を見事成し遂げます。
なぜそんなことができたのか!?
そのときに彼が大切にしたことのひとつが農民の『心田開発』でした。
つまり、荒れた土地を耕し新田をつくるには、技術・体力をつけることでもなく、何よりも先に農民の「心田」を耕さなければいけないということ。
救済をただ待つ農民に対して、施しを与えるのではなく「自ら考え決める機会」を持たせ一人一人に尊厳を与え、自らイキイキと動き出す原動力をもたせたのです。
この農民の「やる気」の開発こそ二宮金次郎の功績だったと思います。
5月1日開校・ハセプロで運営する学研教室でも、まずは子どもたちの心田を耕し、「自ら考え選択していく力」「学ぶって楽しい!」「自分を愛する・自分の可能性を信じる力」を育むお手伝いができたらいいなと思います。
ハセプロは子どもたちの人生にも本気で寄り添っていきます!
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相続・終活事業部