2009年から、全ての年金加入者の誕生月に『ねんきん定期便』が毎年郵送されるようになりました。
私は4月に45歳になったので『封書のねんきん定期便』が届きました。
35歳・45歳・59歳には「封書のねんきん定期便」、それ以外の年齢の方にはハガキが届きます。国民年金や厚生年金などの加入期間はもちろん、「その時点での加入実績に基づく年金見込み額」が確認できます。今までの保険料納付額などが書かれているので自分の納付状況を知る大きな手段となります。
みなさんは「ねんきんネット」の利用登録をしていますか?
ねんきんネットを利用すると、内容の確認はもちろん、今後の予想収入を入力して、受給の見込み額をシミュレーションすることができます。
>>ねんきんネット
最近、年金について大きな話題となっていますが、これは公的年金制度の内の一部分です。
公的年金制度は①老齢年金は老後生活の保障 ②遺族年金は残された遺族の生活保障 ③障害年金は病気やケガで障害状態になった場合の保障です。
「自分の老後」だけでなく大切な家族の保証も担っているのです。
弊社でも、老後の資金についてのご相談が増えています。老後資金を考える時、どんな暮らしをしたいのか、自分が亡くなった時に困る人は誰なのか、ローンの有無、退職金、現在の貯蓄や加入中の保険等をヒアリングしています。
そして、公的年金制度の内容も大切なポイントとなります。
公的年金は私たちの暮らしと仕事の証です。
私の一覧には、20歳で1号被保険者になり、結婚して3号被保険者に、最初の勤務先から現在について記載されています。
私の歴史とも言えるでしょう。
ですから、未来を確認しておく必要があります。
現役世代は特に「ねんきん定期便」と「ねんきんネット」を活用し、自分たちの人生設計の基礎のひとつとして把握しておきたいところですね。
オフィスリーダー 熊谷達子