オフィスリーダーの熊谷です。
先日フリーアナウンサーの小林麻央さんの悲しいニュースは世界中で報道されました。
女優の野際さんに続き小林麻央さんの死。がんの罹患率が2人にひとりと言われることを改めて認識した週末でした。
乳がんについて知っている方は多いと思いますので、今回は「受診までの経過」に絞ってお話したいと思います。
まず、日本人女性で1年間に乳がんになる人は73,000人、
日本人女性で一生のうちに乳がんになる人は12人にひとりです。
不安を感じてから受診するまでどのくらいの期間があるか、女性がどんな不安を抱えているか知っていますか?
1、乳腺に関する既往から受診するまで・・・5.5か月
2、仕事が忙しい、休みづらかったので・・・5.08か月
3、夫に言い出せなかったから・・・3.56か月
4、保険未加入で治療費が心配だったから・・・3.33か月
5、子供の世話や受験費等の心配があったから・・・3.02か月
仕事と家事の両立で忙しかったり、子どものスポ少の送迎をしたり、
受験生がいたら心配するから終わるまで待とうと先延ばしにしたり、
介護があるからと自分のことを後回しにしたり・・・
といったように日本人女性は相手を優先し、自分の事を後回しにする人がとても多いのです。
しかし、乳がんの進行は待ってはくれません。
乳がんの一番怖いところは『乳がん細胞は3か月から2つに分裂する』という点です。
その後、2倍・4倍・8倍と分裂し2㎝から加速度に大きくなっていきます。
がん細胞を3か月以内に見つけて治療を始めることが最も重要なことなのです。
定期的な検診と早い受診。
大切な人のために検診を受けてください。大切な人のために自分を大切にしましょう。