「知識は財産なり!」とはよく聞く言葉ですが、私もまったくその通りだと思います。言い換えれば、「知っている人が得をし、知らない人は損をする」という訳で、あらゆる事に共通する原理原則だと言っても良いでしょう。
保険を含めたマネーの知識も、顕著にその差が出ます。個別相談やセミナー講師を通して日々感じますが、ほとんどの方が、なんとなく保険に入って、なんとなく貯蓄をして、なんとなくローンを組んでいます。もちろん、相談に来られる方の場合は、「このままではまずい」と気づいた方なので、その後は「損からの脱却」が図れますが、そうした意識が乏しいと、なかなか問題解決へとは向かえません。
そもそも、日本は子供の頃から、お金について学ぶ機会が乏しい国です。親が子に教えるとしても、「将来の為に貯金しておきなさい」「大人になったんだから生命保険ぐらい入っておきなさい」という事は言えても、肝心な「何のために・いくら・いつまで」という考え方のアドバイスは出来ません。つまり、大人になってもよく分からないという訳です。
しかし、知識を得た方は違います。自分自身の財産となるのはもちろん、その家族も大きなトクを得ます。
経済が右肩上がりの時代は何とかなりましたが、これからは自己防衛が必要で、人生や社会で大きくかかわる保険やお金に対する知識は絶対不可欠です。家庭や学校で教えてもらえなかったのなら、自分で徹底的に勉強するか、プロをつかまえて教わるのが最大の近道でしょう。
得をしたい人はいても損をしたい人はいないはずですから。
代表取締役 長谷川 健