自分へのご褒美

10歳の頃だったでしょうか。
「〇〇したら△△を買ってくれる?」と母に言ったら、「そんな!馬じゃあるまいし、ニンジンぶら下げられて走るみたいなこと!!」と𠮟られました。
友達は買ってもらっているのになぁと不満に思う気持ちと、よく分からないけれど変な感じもするとモヤモヤしたのを覚えています。

先月末、頑張った自分へのご褒美を買いました。
今月は頑張ったから!そんなことを思ったのは初めてかもしれません。
大好きな「上生菓子」。
季節のフルーツなどが乗っていなくても季節を感じられるところが好きです。
今回は、サザンオールスターズのTSUNAMIの歌詞から『清か水』と名付けたそうです。
見ているだけで幸せになります。

ーーー本当に良くないことなのだろうか?ーーー

30年以上たった今になって急にそんなことを思いました。
答えは…確かにあの時の私の発言は良くないことだった。
あの時は、自分のためになることをやって褒美をもらおうとしていたからです。

仕事だけれど、対価はいただいているけれど、誰かのためにと思って”志事”をしています。
承認欲求が「欲」になると、仕事は”私事”になってしまいます。誰かのためではなく自分のためとなってしまいます。人間ですから、体調やプライベートが仕事に影響してしまうこともありますが・・・。

また、菓子を買うために頑張ろう!は子供に逆戻り(笑)
私の中のワタシが突然「買いたい!」また、そう思うことがあったら嬉しいですね。

オフィスリーダー 熊谷達子