「終活」に続き、「人生100年」という用語も馴染のあるものになりましたね。人生50年で亡くなっていく時代とはことなり、老若男女問わず、誰もが自分の老後のあり方を考える時代になりました。『君たちはどう生きるか』(著:吉野源三郎)が若者にブームを起こしたことがその証明になったのではないでしょうか。そうした時代背景の中、「相続」においても時代の流れとともにその在り方が変わってきているように思います。
家を継ぐ長男がすべて相続することが当たり前とされ、遺言のことも考えずに単純に死ねた「家督相続の時代」がありましたが、今は違います。家よりも個人を重んじ、男女平等が謳われる現代においては、無情にも、命を全うするだけでは責任を果たしたとはいってもらえないようです。 “争族(争い合う家族)”か“想族(想い合える家族)”になるか、相続後の家族のあり方までが故人の責任です。
「うちは仲がいいから大丈夫だろう。」
「財産が少ないから大丈夫だろう。」
その〈だろう〉ほど無責任な言葉はないと思っていますし、言葉は悪いですが…〝ダサい〟です。これこそ争族にするひとつの原因だとも考えます。
相続においても『今どき』を常にアップデートしていく必要がでてきたようです。
~遺言書と生前契約の全体図~
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終活・相続事業部