7月末に起きた福島県郡山市の爆発事故は全国ニュースでも連日取り上げられるほどの大惨事。未だ原因が分かりません。FNNプライムオンラインの記事から、周辺の184棟の建物が被害を受けたとありました。二次被害防止のため、通行止めや停電も行われ避難した方も多かったようです。
オール電化の世帯は増えていますが、近所ではガスを使っています。オール電化だから安心とは言えないのです。今日は、爆発被害に遭った時、そして原因になってしまった時についてお伝えしたいと思います。
先ずは爆発被害に遭った時、どんな「損害を被る」でしょうか。
①建物や家財道具が壊れ、同時に火災が起これば焼失し、消火活動で濡れる。
②建物の修理、建替え、取り壊し費用の負担。
③避難による当面の家財道具を購入。
④避難による通勤通学の交通費負担。
⑤飛来してきた物や爆風による自家用車等の修理や買い替え。
⑥ケガを負い入院や通院、最悪の場合命を落とす可能性。
⑦心に傷を負い、生活への支障。
⑧ペットを預ける費用の負担。
⑨避難中の季節の状況等からや発病や持病の合併症が起こる危険。
もし、私が被害者になったら、相手に一刻も早く賠償して欲しいと訴えると思います。しかし、例えば、原因になった相手も巻き込まれていたら、賠償に時間を要するでしょう。
でも、生活のためには待っていられない。生活再建を始めなければならないのです。
(加入内容によりますが)火災保険は①や②に対応しています。⑤は自動車保険の車両特約。⑥は傷害保険や生命保険。
次に加害者になってしまったらどんなことが考えられるでしょうか。
上記項目について被害者から賠償を求められるでしょう。賃貸の場合は大家さんへの賠償も生じます。
この時に役に立つのは、火災保険や自動車保険、傷害保険等の特約として付帯できる個人賠償責任保険です。大家さんへは借家人賠償責任特約があります。その他、保険会社によっては、類焼損害に関する特約もあります。(※これらは法律に則り保険会社が認めた場合に保険で対応)
このように、賠償してもらえない時、賠償責任が生じた時、保険はとても頼りになるのです。
人間に重要な衣・食・住。火災保険は私たちの生活基盤を守る保険なのです。
ハセプロは、皆さんが『自分で自分を守る』ためのサポートを致します。是非、ご相談ください。
オフィスリーダー 熊谷達子