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胆力を養う

大文字ではなく小文字で書かれた人生でいい。ただし、その人生に小さくても胆力を付け加えよう。人生の長さは変えられなくても幅は変えることができる。～今日という日の花を摘む　著者　樋野興夫氏～

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胆力とは「物事を恐れず気後れするようなこともない心力」で心の力強さのことを言います。

勝海舟が行ったことを例にしてみましょう。海舟は新しい日本の行く末を見据えて海軍操練所を作り１００年先のことまで考え、近代的な遠洋航海術、造船術などその時代に必要なことを教えました。全国からその考えに賛同した志の高い２００人の青年が集まり、後に坂本龍馬や伊藤博文など新しい時代を担う多くの人材が輩出された場所となりました。

未来の日本を考え、今やるべきことをやり遂げた海舟の歴史は今の時代でも語り継がれています。心の強さ、自分を信じる力、生きていくために必要でとても大切なことだと思います。胆力を鍛えて、子供たちに伝えていける何かを作りたいと思います。母が言っていた事、おばあちゃんが言っていた事として代々受け継がれたらいいなぁと思います。

保険部　赤井てるみ