6月9日生放送(終了)
「長谷川健の福福シューカツ」(福島テレビ)
≪テーマ≫「『おやかた問題』とは」
「おやかた~おやかた~(大工さん)」→おやかた違い。
「今親方の問題がねぇ…(相撲)」→おやかた違い。
「親(の)肩こりが…」→おやかた違い。
いい加減にしろ!!と気持ちいいツッコミを頂いた後で本題に。(笑)
≪内 容≫ ダイジェスト版
〇 「おやかた問題」とは
「おやかた問題(親家片問題)」とは、「親の家の片付け問題」のことです。字の通りですね…。つまり、親のモノをどう片付けるかということが、子が抱える問題として多く上がっているんです。
≪親自身が捨てれないものベスト3≫
➀ 衣類
② 食器
③ 写真
となっているようです。親が捨てることができないのならば、その責任と負担は子どもが背負うことになります。親の事情・子の事情はそれぞれあるかと思いますが、一緒に考えていかなくてはいけない問題のひとつでもありますね。
〇 「親家片問題」が発生するタイミング
では、実際に「親家片問題」が発生するタイミングとはどんなときなのでしょうか。
➀ 親を呼びよせるとき
親孝行しようと「一緒に住もうよ!」といっても実家にある親の荷物を全部もってくる訳にはいきませんよね。
② 親が介護施設に入るとき
急に体が弱ってしまうケースも多いですから、突然この問題に直面することになります。
③ 親が亡くなったとき
これも突然訪れることですね。そのあとにお子さんが、親の荷物を片付けるというのは大変なことです。
〇 「親の家の片づけ」心得5か条
そこで、こんな心得をもってみてはいかがでしょうか。
1、親の家の片づけは突然やってくる。
2、親の家はどこから手を付けて良いかわからないほど、物があふれている。
3、できる限り、兄弟・姉妹を巻き込む。
(これは、余計なトラブルを避ける狙いもあります。)
4、誰もが一度は途中でくじけそうになる。
5、必要に応じて業者さんに依頼する。
いずれにせよ、親の家を片づけるということはそれなりの費用や負担が発生するということなんですよね。そうであるならば、親のほうも少しずつ物を捨てたり、準備しておく必要がありそうです。
〇 「老前整理」
取り組みたい終活項目の第一位に挙げられているのは、「不要なものの整理」なんです。体力・気力・意思力があるうちに片づけをしましょうという「老前整理」が注目されています。子どもたちに迷惑をかけないように、老いる前に自分の物を処分しておこうということなんですね。
≪老前整理のポイント≫
1、一度に片づけようとしない
一度にやろうとすると大変です。日ごろから少しずつやっておいた方がいいでしょう。
2、自分の物だけを整理する。
人によって価値観やペースが違うので、いくら夫(妻)のものとはいえ、勝手に捨ててしまわないようにしましょう。自分のものは自分で、が基本です。
3、収納箱は用意しない
そこにまた入れて、しまってしまいますもんね。
4、「使える」と「使う」は違う
使えるから置いておくことではなく、使わないものは誰かに売ってしまうというのも一つの方法でしょう。
≪まとめ≫
子は親の想いを大切する。
親は子に与える負担を考える。
親の立場、子の立場。
親には親の想いがありますし、子どもにも子どもの考えがある。
だからこそ、
「こんな思い出があったな~」なんて語り合いながら
2人で協力して片付けていく。
これが親と子のカタチなんではないでしょうかね。
以上
来月の「シューカツ先生」は7月21日放送!!
お楽しみに!