最近「人生100年時代」という言葉をよく耳にします。
これは英ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授らの著書「ライフシフト100年時代の人生戦略」から広く浸透した言葉です。
これにより安倍政権もグラットン氏をメンバーに入れた人生100年時代構想会議を立ち上げ、政権の新たなキーワードである「人づくり革命」について検討を進めています。
「人づくり革命」とは、ただ単に勉強ができるだけでなく人生に必要なのは「人間力」であることを示しているのだと私は思います。では人間として生きていくために大切な能力とは何でしょう。
先に紹介したリンダ・グラットン教授によると「人生を決める能力」として下記の5つを挙げていました。
①「開放性」 好奇心や審美眼
※審美眼・・価値を正しく判断する力があること。見る目がある。違いのわかる。
②「真面目さ」 目標と規律を持って粘り強くやり抜く資質
③「外向性」 社交性や積極性
④「協調性」 思いやりや優しさ
⑤「精神的安定性」 不安や衝動が少ない資質
性格は幼い頃からの積み重ねで形成されていくものですが「真面目さ」「精神的安定」「協調性」については20代、30代の伸びが大きいことが着目されています。この3つに関しては大人になってからでも十分鍛えることが可能ということになります。
人間力に関しては一生勉強ですね・・
性格スキルを磨けばどんな道に進もうとも人生が開けるかもしれません。
人生100年時代!自分を輝かせるためには今からでも遅くはないようです!!
保険部 赤井 てるみ