手放す勇気

 

ついに2018年を迎えますね。来年もさらなる幸せを感じられる一年になることを祈念いたします。

新年のスタート。新年会や新発式のような宴席で、乾杯する機会がある人もいるかと思います。

きっと、乾杯の挨拶がながーいところもあるでしょう。(笑)

 

ビールの入ったグラスを持ちます。

それ自体はたいして重くもないので、わりと楽に持てます。

では、そのコップを1分、2分、3分、4分、5分・・・・と持ち続けると、

時間が経つにつれ、だんだんと、腕や手の筋肉がプルプルと震えてきて、耐え

切れなくなります。
どれだけ耐えられるかは人それぞれですが、自分のここまでというところに達

するまでに、手放して、テーブルに置いてしばらく手を休めておくと、力が回

復してきて、また同じグラスを持つことが出来ます。

 

これをストレスに置き換えてみるとどうでしょう?

「これくらいは」と思えるものや、ある程度のストレスならば、しばらくのあ

いだは持てるかもしれません。ただ、手から放さずにずっと持っていると、い

くら軽いものでも、そこから受ける影響は、次第にプルプルと・・・。
そうなってから手放すのか、そうなる前に手放すのか・・・

後の回復への時間も含めてどうすれば効率的なのか・・・

それを戦略的に考えることは大切なことかもしれません。

 

まずは、状態を中断すること。一旦、心身ともに休むことが必要ですね。

ゆったり、のんびりと・・・。一月はそんな月でいいのかもしれませんねぇ。

 

長谷川 健