祖母との別れもあったりしまして、
これまで自分がしてもらってきたことを考えていました。
祖父母にしてもらったこと、両親や兄弟、先生、友達、
職場の仲間にしてもらったことなどを振り返ってみると、
どれだけたくさんの方々に生かされてきたかに気付かされます。
そのときは、カッとなったり、反抗心をもつこともありましたが、
今になると
「あの時、教えてもらったことだな…」
「あの時に教えてもらったおかげで…」
という場面に多く出会います。
「遠近の前途を守りて利他の方便をいとなむ」
これは曹洞宗開祖の道元禅師の言葉ですが、
その人(子)の遠い将来のことまで考えた上で、今どうしてやるべきかを考えましょう。
それが本当の愛であり、親切というものではないか。
そうした教えを説かれています。
私も今はまだ気付いてないこともあるかもしれませんが、
これまでそうした愛や親切を受けてきました。
この教えを胸に刻み、
受けてきたご恩を返せるよう努めることはもちろんですが、
受けてきたご恩(教え)を今度は私から他の人に送っていく「恩送り」を
していきたいなと思っています。
この仕事を通して、皆様の人生と仕事が「成幸」へ向かうようお手伝いして参ります。
研修・コンサルティング事業部