2019年設立の株式会社CogSmart（コグスマート）は、医学的知見及び研究成果をもとに「認知症にならない健康脳づくり」「健康脳」の社会的な普及を目指している企業です。
頭部の磁気共鳴画像装置（MRI）で撮影した画像を人工知能（AI）で解析し、記憶をつかさどる脳の「海馬」部分の状態を分析するソフト（BrainSuite)ブレインスイートを開発し2021年から医療機関向けに提供しています。
ブレーンスイートの画像分析は、通常使われるソフトだと１０時間弱かかる海馬の解析を２分以内でわかるのが特徴で、AIの解析技術「Hippodeep」を使い海馬の体積や萎縮の状態を測定し、オンラインでの問診、短期記憶や注意力などの認知機能テストの結果と合わせて脳の状態を分析することが可能。
認知症予防に向けた運動や食事など生活習慣を改善するアドバイスも提供でき、分析の結果から１０年後の海馬の体積などを予測すること可能で、その後の認知症にかかるリスクまで把握できるそうです。
＜ブレーンスイートの利用の流れ＞
①オンラインで生活習慣などの問診をし認知機能のテストをする
②医療機関で頭部のMRI画像を撮る
③AIが海馬の状態を解析
④脳の状態の診断結果
生活習慣改善のアドバイス
人生１００年時代と言われる今、健康で長生きするために早い段階で予防ができるといいですね！！
保険事業部 赤井てるみ
