とろみボタン付き自動販売機

死因順位が5位で1年間に約9万7千人が亡くなる原因となっているのが肺炎です。
その肺炎の多くが飲み物が肺に入って引き起こる「誤嚥」。
その誤嚥を防ぐ為に、2018年に日本で開発されたのが、飲み物にとろみを付けられる自動販売機です。

どうやってとろみを付けているかというと、食物繊維や糖類等を原料に開発した「とろみ材」を適量入れて、その上から飲み物を投入。機械がコップを絶妙に動かしながら粉末を溶かしていくという仕組みです。
食道を通ってきちんと胃に行くためにはとろみが必要ということで、病院への導入を皮切りに今年中に2万台の設置を目指しているそうです。

取材した記者の話では、味に違和感はなく、あんかけのような感触ということでした。
ボタンひとつでとろみが付けられる自動販売機。
嚥下機能が低下する高齢者への気遣いや、思いやりの心から新しい商品やサービスが生まれてくるのですね。

保険事業部
シニアライフサポート事業部
佐藤一徳