「選択の時代を生きる」

「かねが人生のすべてではないが 有れば便利 無いと不便です
        便利のほうがいいなあ」 みつお

 

 「老後危機」「老後破産」・・・日本だけでなく世界的問題になっています。先月20日には世界経済フォーラム(WEF)により「多くの人が退職後、死去する10年前に貯蓄を使い果たしてしまう可能性がある」と報告されました。そこには年金等の社会保障は含まれていないようですが、この報告が各国で論ぜられ国民の老後不安に拍車を掛けたことは確実です。人生100年時代を迎え、「社会保障のない(十分でない)社会」の到来、つまり、社会保障からの「自立」が求められる社会の到来に対して漠然とした不安が広がっているように思います。

私と友人の間でも、「自分が退職する頃には、年金って十分にもらえるのかな・・・」という会話が増えてきました。年金が十分にもらえるかどうかを気にして老後に不安をいだくより、「迎え打て思考」に転換し将来の自分への贈り物(老後資金)を準備する。家計の現状を把握し、将来起こりうる問題に対する対策を練る。そのお手伝いができたらいいなと思います。

また、不安の解消にとどまらず、「どんな人生を送りたいのか」「セカンドライフをどうデザインするか」そんな将来への期待も語り合っていきたいです。その実現のためにも、対策の手段である生命保険やローン、年金制度、各種金融商品、相続などについて私自身がさらに学びを深めていかなくてはいけません。

自分で生き方を選択し、自己責任で生きていく時代。家でも会社でもそうですが、「責任をもつ」と毎日の生活により一層張りがでますね!

 

研修・コンサルティング事業部