「悪い」ばかりじゃなかった

熊谷達子の視点・論点! 【紫外線対策】

 

1985年頃からオゾン層の破壊が問題となり、

紫外線対策は当たり前になっています。

 

「日焼けしたくない!」

この時期、特に若い女性は日傘をさしたり、

日焼け止めを塗ったりと紫外線対策に力をいれていますよね。

 

そんな努力とは裏腹に、実は20代の女性が

週3回以上日焼け止めを使った場合、

血中のビタミンDの濃度が欠乏していることが

大阪樟蔭女子大学などの調べから分かったそうです。

 

このビタミンDは骨の形成に必要な栄養素であり、

紫外線を浴びることにより体内で生成されます。

このビタミンDの欠乏状態が続くと・・・

骨粗鬆症を引き起こす原因にもなります。

 

私も息子が幼い頃、外に出るときには必ず日焼け止めを塗っていました。

 

オゾン層が・・・といわれ紫外線対策をしたら、

骨の健康のためにも紫外線を浴びなきゃ!と言われる。

 

結局どっちなの!?

「紫外線は浴びない方が良いの?浴びた方が良いの?」

 

そんな疑問がわいてきます。

 

答えは…浴びた方が良い。

でも一日15分で大丈夫だそうです。

そしてビタミンDを多く含む鮭、うなぎの蒲焼、

シラス干しなどを意識して摂取しましょう。

 

また、『日焼け』に限定してとなりますが、美白効果のあるビタミンC。

特に柑橘類には、紫外線を吸収しやすくしてしまうソラレンという

成分が多く含まれているので夜に摂取するのが望ましいです。

 

「あぁ~日焼けしたな・・・。」というときには

ミニトマトを食べましょう。

日焼けした肌を回復させる効果があるそうです!

 

「一つが悪いと全部が悪い」と思ってしまうことがありますが、

今回の紫外線の例のように、実際は悪いことも良いことも混在しているんですね。

その両面をふまえた上で、自分の健康管理を行う。

情報が多い時代だからこそ、自分で調べてみるのは大切だなぁと改めて感じました。

 

オフィスリーダー

熊谷 達子