「100年人生」の時代を生きる

日本老年学会はこれまで65歳以上を高齢者としてきた定義について、今後は75歳以上を高齢者に見直すことを提案しています。

昨今では65歳から74歳は「心身とも元気な人が多く高齢者とするのは時代に合わない」とし、年齢区分の再検討をしています。

実際にその世代は活動的で社会の支え手であり意欲を持った存在として活躍されている方がたくさんいらっしゃいます。内閣府の調査でも、自分が高齢者であると感じる人は65歳から69歳では24.4%というデータが出ています。

 

<年齢区分検討案>

①65歳~74歳「准高齢者」

②75歳~89歳「高齢者」

③90歳以上「超高齢者」

 

裏から見てしまうと日本の年金制度も支給開始年齢が先延ばしされ75歳から受け取り開始となるでしょう。それまでは働いて納税・・つまりは支える側ですよということかもしれません。

 

これからの個人的な対策としては、65歳で退職ということであれば

・そこから10年間の「つなぎ年金」を準備する

・75歳まで働ける環境を現役のうちから作っておく

といった事前の対策が必要になるでしょう。

 

「身体もお金も健康であること」が大切ですね。そしてそれを守るための保険を効率的かつ効果的に備えてほしいと考えます。

「100年人生」がやってきます。今後の社会の動きは自分の幸せを保つために常に意識したいものです。

赤井 てるみ